かしま灘塾、第14回目です♪
今回はタオルを使って補整の勉強をしました。
↑これが胸用の補整。
↑こちらが腰回り用の補整。
今回使ったのは、どちらもフェイスタオルを折って形を作っただけの簡易的なものですが、これをやるのとやらないのとでは仕上がりに大きく差が出ます!
これらを、補整したい部分に当てて腰紐などで押さえて使用します。(タオルに紐を縫い付けておくと便利です。)
何のために補整するのかというと、体のへこんでいる部分を埋めて寸胴体型を作るため。
- へこんでいるところを埋める
- もともと出ているところには絶対に乗せない
体型は人それぞれなので、ご自分の体型に合った分量・形にタオルを整えて、必要な場所に補整をします。
使用するタオルは、厚手のものよりも薄手のものの方がよいです。薄手のタオルのほうが薄さ厚さの調整ができますのでね。
お年賀でもらうような「うっすーいタオル」がベストです✨
↑「今まで腰の補正はしたことあったけど、胸の補正は初めてしたよ。」とのこと。胸元注目です!すっきりと綺麗ですよね♪
補整なしで着物を着ると、帯に胸が乗っかっちゃう可能性大です。「胸 on the 帯」は老けて見えるので、注意したいところです。
↑この角度からでは見た目じゃわからないけど、腰の補正をしてあります。
お太鼓を締めた場合は腰回りが露わにならないのであれですが、お太鼓のたれをペロッとめくるとわかりますよ、おはしょりのシワがかなり少なくなってます。
体感としては、補整をすると「腰紐を締めた時の感覚」「紐の締まり具合」「紐が食い込まない感じ」それらに大きな違いを感じると思います。
着物を着た時に、補整をした方がうんと楽なのです。
個人的にはもりもりがっつり補整をするのは好きではないので、必要最低限の補整しかしません。
夏場は暑いので極力タオルを巻きたくないけど、必要最低限の補整はします。汗取りにもなりますのでね。
数年前。
成人式の着付をする際にお客様にお願いされたことがあります。「太って見えるから補整はしないでください」と。
きっと前に着物を着せてもらった時に、無駄にタオルを巻かれたのでしょう😢かわいそうでなりません。
もう一度言います。
補整とは。
体の凹んでいるところ、するべきところに必要な分だけ足す。
しなくていいところには絶対に足さない。
そうすると補整なしで着物を着た時よりもスッキリ見えるんです。不思議なことに😊
なので「補整苦手だわ~」という方は、ぜひご自分に合った正しい補整をしてみてください。着姿が断然美しくなりますよ✨
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