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毎年1回は発表会で踊っております
これまた時間をさかのぼり…
昨年の5月のことです。
日本舞踊してきました。
黒留袖に柳結び、絹傘を持って踊る「大人っぽい踊り」です。
雰囲気でみせる踊り。
人間としても女性としても、まだまだ人生経験が浅く未熟な私には…大変難しい踊りでした…笑
芸者の着付け
黒留袖に献上博多帯で柳結び。
一目見て、「芸者踊りをするんだな」とわかる出で立ちです。
舞踊なので衣紋はたっっっぷりと抜いて、帯も低め低めに締めます。
歩いた時に柳のように揺れる柳結び。
帯締めも使わず、手先の始末は胴に巻いた帯に挟んでおくだけ。すぐほどけてしまいそうなところも色っぽいんだそうです。
とは言え踊ってる最中に帯がほどけてしまうと台無しなので、先生方がしっかりとしなやかな柳を締めてくださいました。
さらに芸者みをプラス
衿のところに見える赤い布。
帯の下に巻いた赤い布。
芸者っぽいですね。
衿の部分は、「襟を返す」といって、襦袢の衿を返して裏の赤を見せる着付けだそうです。
でも私の着ている襦袢はいたって普通の襦袢ですので、衿を返したように見えるように赤い布を挟んであるだけの状態ですが、遠目で見ればそれっぽく見えます🤭
そして帯の下には「しごき(一丈っていうのかな?)」という赤いちりめんの布を巻いております。
ポイントで少しだけ見える赤が効いてかっこいい。
本来、
「返し襟」は京都の芸妓さんのやること。
「柳結び」は江戸の芸者さんがやること。
だそうです。
なので見る人が見たら私の格好は「あり得ない、けしからん。」となりそうですが、まぁ本物を目指しているわけではありませんのでね、芸者・芸妓っぽさを集約した格好ということで。。。笑
踊りの小道具
今回の踊りは傘を持って踊りました。
この水色の傘は絹でできているので、舞台上では傘に光が通り後ろが透けて見えて、とってもきれいなんです。紙製の傘でもいいんだけど…やはり、絹傘に一票ですな。
そして今回着た黒留袖は母のものです。
傘で隠れて見えないけど、綺麗な柄で、私も気に入っております😊
新日本髪を結ってもらってテンション上昇
この日のために髪の毛を伸ばし続けて、自分の髪の毛で新日本髪を結ってもらいました。
初体験。
ううううううれしいー😍
この髪形一体どうやって作っているんだろうと興味しんしん。結ってもらっている間、鏡越しにガン見したけど、これは自分で結うのは難しいだろうなぁ。。
そんなこんなではじめての日本髪が嬉しくて、おばあちゃんに見せに行きました。笑
髪をほどくのがもったいなくて、翌日の仕事もこのまま行こうかと思いました。笑
事務服に日本髪。
新ジャンルの誕生か、狂気の沙汰か。…やめておきました。
頭に差している簪は、友人に付き合ってもらい浅草の踊り用品のお店「飯田屋」で買ってきました。櫛型の簪も付けたかったのですが、今回は断念。
やってみると楽しい日本舞踊
毎週踊りの先生にお稽古をつけてもらい、本番で衣装を着て、舞台で踊る。
人生においてなかなかできない経験だと思って頑張っております。そして楽しんでおります。
本番前はガチガチに緊張して吐きそうになるし、「お目汚し失礼しまーす💦すみませーん💦」という気持ちで踊っておりますが、舞台で踊っているとですね、ふっと軽くなって心が踊る瞬間があります。その瞬間、あぁ踊りって楽しいなーと思います。
毎回毎回、あきれるぐらいに稽古不足を悔やみますが、踊りやめようかなと思うこともままありますが、それでも続けているってことはきっと踊りが好きなんだと思います。
できないことができるようになる嬉しさ楽しさを感じられます。
日本舞踊って、若い方にはあまり馴染みがないのでよくわからない…と感じると思うのですが見ているよりも実際にやってみると楽しいんです😊美しい所作も自然と身に付きます。
日本舞踊を習ってみたいな😳という方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。
一緒に踊りましょう!笑
ということで、私は今年も日本舞踊の発表会「春のおどり」に出まーす。
日時:2019年3月2日(土)
場所:鹿嶋勤労文化会館
開演時間:午前10時
出演者が身に付けるいろいろな着物も見られて楽しめると思いますので、お時間ございましたらぜひ☆