先日、鹿嶋市の勤労文化会館で行われた、「鹿嶋市第九コンサート」に行き、年の瀬を感じてまいりました。
クライマックスは圧巻で、声と音が大きな塊となって響き、迫ってくるようでした。
感動✨
私自身大学生の時、音楽の必修で第九を歌った経験があります。
「フロイデ シェーネル ゲッテル フンケン」。
最初は思いっきりカタカナ読みだったけど…
歌だけではなく、歌詞の意味や、ドイツ語っぽく聞こえるように発音を指導してくれたり、熱心な先生方だったな~
ちょっと面倒だなって気持ちもあったけど、経験して良かったな~
と、当時のことをぼんやりと思い出しながら鹿嶋の第九を聴いていました。
第九に関わったたったの半年間が、卒業後何年経ってもちょっとした豊かな時間をくれているのが嬉しいなと、人生に無駄なものはないのだなと、改めて思うのです。
* * *
ではでは、、レッスンの様子をお伝えします。
専攻科の生徒さん、この日で専攻科最後となりました。
お太鼓の変わり結び、「青海波」です。
日本の伝統文様「青海波」のイメージです。
あの、wifiのマークみたいな文様ですね。
↑こちらが1回目に結んだもの。
そしてこちらが2回目に結んだもの。↓
うん、やっぱり1回目よりも2回目の方がいい感じですね!
2回目はお太鼓の使い方を変えました。
1回目の方を見るとわかるのですが、お太鼓にしては枕の山の角度が少々キツめです。
なので枕を逆さ向きにして使用してみましょうかー、で、2回目の形になりました。
いろいろな帯結びがありますが、それぞれに適した枕があるので、そのへんを可能な限り使い分けると仕上がりも美しくなると思います。
一番わかりやすいのはシンプルなお太鼓で、枕の大きさ・厚さによって形が変わります。
お若い方、ご年配の方、礼装の時、普段着の時…
TPOに合わせて、どんなお太鼓にしたいかで枕を選ぶといいと思います。
割とオタク気質な方なんかは枕いっぱい持ってるんじゃないかなーと…(笑)
さぁ次回からは教師科!少し難しい帯結びもいろいろやっていきましょう♪