だいぶタイムラグがありますが…
今だに12月のお稽古をアップしているわけですが…
この日のお稽古にいらした生徒さん、成人式前の最後のお稽古ということでいつも以上に目一杯練習していかれました😊
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【立て矢まつり】みたいな日でしたね。
まずは「六歌仙(ろっかせん)」。
歌人達が雅な歌を詠みあっているような…そんなイメージが湧いてくる帯結びです。
あぁ、ネーミングって大事だな、と。
これがもし、「ロックフェス」とかいうネーミングだったら…
どうしても熱気に包まれたライブ会場の様子が浮かんできちゃいますね。
ひだの流れが、ヘドバンしてるように見えなくもないし…。
…ネーミングって大事だな、と!
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続いて、「文結び(ふみむすび)」です。
実はこの文結び、ビジュアルがあまり好きではない帯結びだったのですが。。
こうして改めて見ると、とっても良く見える!生徒さんが素敵に結んでいるからでしょうか。
結び文。
どんな想いが綴られているのでしょうか、と想像を掻き立てられますね。
個人的に、知的で控えめでありながら情熱的な美人に結んであげたい帯結びです。( )
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そして最後は生徒さんの創作、「春一番」です。
おぉ、いつもながら素晴らしき造形、そしてネーミングセンス✨
風が見えますよね。
ブワっ!と、右から左にブワーっと吹いている風が!
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「春一番」というワードで思い出すことがあります。
10年以上前になりますが、春から新社会人となる年のこと。
大学4年間を過ごしたアパートを離れ、新しいアパートへ引越して間もなく、
今は無き横浜ジャックモールのニトリへ買い物へ行きました。
ひとり自転車に乗って🚲
洗濯かごなど、比較的大きなものを買ってさぁ帰ろうとお店を出たら、外で春一番が吹きまくっておりましてね。。
自転車だしなんか荷物多いし、「つら~😫」と思いながら一生懸命ペダルをこいだあの日。
新生活への期待やドキドキ、社会人としてやっていくことへの不安。
そんな当時の記憶が、生暖かい風の匂いとともに鮮明によみがえってくるのです。
春一番という言葉を聞くと。
というまぁなんにも面白くない話ですが、創作結びのタイトルを聞いて、一瞬にして記憶のタイムスリップができました。という話でした。
…あ、これ、0点のエッセイだな(笑)
(誰か、東京ポッド許可局聞いてる人いますか??)